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モノ好きのために贈る「物我慢人」(モノ・ガマンジン)
欲しいけど我慢してる数々のモノ達を綴ってみます。
言っとくけどモノマガジンじゃないよ・・・


12年01月25日(No.50)
【PIEPS VECTOR】

VECTOR     VECTOR
PIEPS VECTOR


でかボタンのTracker DTSに買い換えて早7年。
特に不満もなく、ビーコン市場なんつうモノには目も暮れなかった訳です。

ところが最近もう一台必要に迫られ。
どれやっと調べてみると・・・あるわあるわ、新機種のオンパレードじゃないですか。
ワタクシPIEPS DPSあたりで時間止まってましたわ。

それでもPIEPS DPS、今だ現役トップ争いに参加してる勢いなんだとか。
(ファームがだいぶUPしてアクも取れてるらしい。)
でもねぇ、折角なら新しいモノ欲しいじゃないですか。

そんな中、今期日本でも発売されるらしいPIEPSの新機種VECTORとやら。
GPS内臓らしいもそんなの特に興味もないですが、(っつうか逆に余計)
なんせディスプレィ表示がカッコイイ。

でもねぇ、お値段\79,800だってさ。
分かるけどね、ちょっとしたの2台買える訳ですよ。

他ので我慢ですな。


11年06月01日(No.49)
【harman/kardon GLA-55】

GLA-55
harman/kardon GLA-55


PCスピーカー探してたら辿り着いた一品。
同社SoundsticksVで目が慣れたか、こちらはパっと見すぐにロックオン。
ビューリホ〜、なんとうづぐすぃ。

ウチのディスプレィとのデザインの相性は抜群だ。
音だってきっといいに違いない。いや、このデザインならもう音なんてどーでもいい。
欲しい、欲し過ぎるぞコレ!


ちーん。
お値段8マンオーバーでーす。

・・・買えません。


11年05月19日(No.48)
【harman/kardon SoundsticksV】

SoundsticksV
harman/kardon SoundsticksV


先日PCを新調したのでスピーカーが必要になり。
んなもん数百円ので十分と、安いのを物色してた訳です。

そんな時この気色悪い物体に出くわし。
よく見りゃ結構なオタクメーカー製で、ネット上の評判はすこぶる宜しいようです。
本当か?とばかりに、震災後ヒマなのに託けノコノコ視聴に出掛け。

これがなんと、ワタクシの無頓着な耳でも分かるくらい音がキレイなのです。
(ドンシャリだとか中音弱いとか、そっちの世界の話は興味ないので悪しからず・・・)
高がミニジャック接続のPCスピーカー、侮り難し。
しかもウチのディスプレィのベゼルがクリヤーなので、デザインも合いそうです。
うわぁ、欲っすぃ〜


まてまて、待て。

こんなん部屋で光ってたら気色悪くねぇか? (電源SWないのでLED光っ放しだそうです。)
今はいいけどクリヤーのプラスチック製品は黄ばむぞ。 (こんなんなるらしいです。残念です。)
そもそもウーファー邪魔じゃね? そんなにPCで音聞かねぇぞ?


数千円なら余裕で負けましたが、2マンもするのでガマンしました。


09年06月04日(No.47)
【Mandala Custom Shapes】

double wing quad fish 1 double wing quad fish 2 double wing quad fish 3
double wing quad fish


サンフランシスコで美しい板を削ると言えばこの人、Manuel C Caro.
その後サンディエゴに拠点を移してからも、その美しさは健在。

Tyler Warrenもお気に入りのそのシェイプは、巨匠Rich Pavelから直接学んだもの。
だからしてアウトラインはPavelそっくり、サンディエゴ・クラシック寄りではい。
遅れ馳せながらCHOICEがいいと気づいてしまった今、益々気になる存在なのだ。

そして、ハイセンスな色使いにシンプルで洒落たディケール。(まぁ好みの問題ですが・・・)
これで欲しくない訳がありません。


・・・おっといけねぇ。
CHOICE買ったばっかでした。しかも調子いいし。

もう同じサイズはいらないでしょ。
次のステップまでお預けです。


09年01月18日(No.46)
【Victor Everio GZ-HD320】

Everio GZ-HD320
Everio GZ-HD320


需要がないのか、ビデオカメラの小型化が淘汰されている昨今。
やっと出てきた感があるのがコレ。

外寸53mm×68mm×113mm、重量約370g、今使ってんのよりは大きいが、何かとメリットがある。

 その1、光学20倍ズーム。
 撮影目的からして9割方は外、そして結構遠くから追う事が多いのです。
 今使ってんのが10倍でどうにも足りないので、20倍はかなり魅力です。

 その2、バッテリー外付け。
 バッテリーが本体内に格納されるのではなく、外部にボコっと取り付けるタイプ。
 が体のデカい大容量バッテリーがポン付け出来るので、とても有り難い。
 小型カメラは電池も小型で撮影時間が激少ないのが常、これはかなり魅力的です。

 その3、HDD 120Gbyte。
 最高画質で10時間も撮れるんですと。

とまあ、ワタクシ的にメリットが盛り沢山な訳です。


ところがこいつ、ハイビジョンでAVCHD準拠。
まだDVDが主流なので必要ないし、だったらMPEG2の方が使い勝手いい訳で。
そもそもそんな重い処理、ウチの化石マシンじゃ到底無理。

まだ必要ないモノかも。
そもそも滅多に映像なんか撮んねーし。


09年01月09日(No.45)
【patagonia Men's Sidewall Jacket & Pants】

Sidewall Jacket  Sidewall Pants Sidewall Pants
[左]Sidewall Jacket        [中]Sidewall Pants        [右]fabric        


某社からデザイナーを引き抜いたとかで、今期鮮やかなパタゴニア。
そんなパタゴニアから出た心奪われるウィンターウェアーがコレ。

なんとカラーにホワイトのラインナップが。
しかもその白を邪魔しない淡い素敵なチェック柄なんですなぁ。
嗚呼、エレガンスぅ。

ただし言っときますがコレ、ガチな山系のウェアーではありませぬ。
高いパーツも使ってなければ、そういうデザインでもなく、そんな事ターゲットにしてないし。
代わりにとてもリーズナブルで小洒落たゲレンデ・ウェアーなのです。

山用のウェアーはタイトで動き易いのですが、そのシルエットは実に残念。
そもそもゲレンデじゃそんなハイテクいらないし、カッチョイイ方がいい。
そんなオジサン達の心くすぐるのがこのウェアーなのです。


ただね。

これまた一瞬にして汚くなっちゃう訳ですよ。
カッチョイイのは最初だけ、汚れちまえばみっともない上に、あの汚れって結構落ちない。

なんぼリーズナブルとは言え、買えんなぁ・・・


08年10月31日(No.44)
【patagonia M's Slopestyle Hoody】

Slopestyle Hoody  Slopestyle Hoody 2.0
[左]Slopestyle Hoody        [右]Slopestyle Hoody 2.0


さて昨年逃したSlopestyle Hoody、期待に応え今期も出てくれました。
よし今期こそはと、速攻FALLカタログ&webチェック。
・・・欲しかった色廃盤です。終了。

がっかりしながら他のもん見てると。
Slopestyle Hoody 2.0 なんつう紛らわしい名前のが出てるじゃないですか。

おっ!
表地はDWR加工、気が利いてるではありませんか。
そしてチェック柄、スノーボードウェアの流行から2年遅れていますが、決して嫌いじゃないです。
なんだかpatagoniaっぽくなくて、それがまた良いのではないでしょうか。

あれ?
袖がリブ編みになってて、せっかくの親指の穴がない。
特徴の一つであるストレッチ・ポリエステルを使ってない。
しかも無駄に生地が厚くなってるし。

形が一緒なだけで、中身は全く別物じゃん・・・


Slopestyle Hoody の方が全然いいです。でもいい色ない。
Slopestyle Hoody 2.0 はいい色あります。でも中身が中途半端。


08年10月20日(No.43)
【GARMIN Colorado300】

Colorado300
GARMIN Colorado300


今更 eTrex Vista もないでしょ、そう思ってた矢先。
出ましたよ全く新しいのが。

新たな高感度GPSチップはWAAS補正機能を備えたスグレモノ。
クアッドへリックスアンテナは指向性が広く、受信可能なフィールドが格段に広いとか。
入力用ホイールの名前がロックン・ローラーっつうのは流石に赤面ですが、
3.9cm×6.5cm(240 x 400ピクセル)のデカい画面は魅力的であります。

ん〜、欲しぃですなぁ。
しかも今なら日本地形図TOPO10M(\19,740)が付いてくるらしい。タダで。


・・・ところがですよ。
アルカリ電池でのバッテリーライフがたったの10時間。
とあるサイトによれば実質8時間とか。

電池食い過ぎ・・・


08年10月08日(No.42)
【patagonia Powder Bowl Jacket & Primo Flash Pants】

Powder Bowl Jacket  Primo Flash Pants
[左]Powder Bowl Jacket        [右]Primo Flash Pants


パタゴニアの山着ってたまにいい色をラインナップするのである・・・レディースだけ。
この色いい!と思うと決まってレディースだけ。メンズ物は「いかにも」な色ばかり。
どうせ今期もそんな感じだろうと高を括っておりました。
ところが・・・

いつもパっとしないハードシェルが今期は頑張っております。
今までなかった白系、他メーカーでもなかなか出さない白系、非常に美しい。
白シェル好きには堪らない代物であります。
どうせ売れなくて来期なくなるから、今が買いであります。


ただですよ。
ポッケのジッパーが赤いのはイタダけません。
フードの裏なんかも赤いのはイタダけません。
ただの好みですが、好かないモノは好かない。

考えてみれば。
いいのは最初だけ、すぐに薄汚れて逆にみっともなくなるのが白。
色以外取り立てて特徴ない上、ここのハードシェルは評判もイマイチ。

ここは買わずに我慢が吉ですな。
(とは言え誰かに買われるとかなり悔しいので、誰も買わないように・・・)


08年07月18日(No.41)
【SONY HANDYCAM HDR-TG1】

HDR-TG1
SONY HDR-TG1


2〜3ヶ月前、新聞の一面にど〜んと広告が載っとりまして。
「お〜、こいつはちゃっこい、軽そう。」と、ちょっと気になりまして。
事実、小さくて軽くないと、確実に持って行かなくなるからね。

で、どんなもんか見てみると。
  外寸:32mm×119mm×63mm
  重量:約300g

ちなみに今使ってるVictorのやつは。
  外寸:41mm×103mm×71mm
  重量:約315g

確かに9mm薄いのは魅力だが、然程でもない。しかも全然軽くねーし。
3年の差ってこんなモン?

しかしこいつはSD方式(普通のDVD)じゃなくHD方式(ハイビジョン)だ。
しかもHDは圧縮がH.264だからSD(MPEG2)と同じようなデータ量で済むらしい。
ダンチで画質良くてデータ量も変わんないんだったら・・・


ところがこのH.264、相当曲者らしい。
処理が相当重いらしく、最低でもPentium4 3.0GHz メモリバカ積みを要求するそうで。
(どうせ最低要求スペックじゃまともに動かねーくせに・・・)
しかもロクなアプリが無い上にクソ重たくて、ウチの化石PCじゃ間違いなくフリ〜ズ。
ハードならともかく、ソフト処理ではちょっと厳しい代物らしい。

それに、その辺のDVDプレーヤーなんてAVCHDなんか対応してないでしょ。
だからってデコードしてDVDにブチ込んだらハイビジョンもヘッタクレもないし。
しかもDVD一枚デコードすんのにCore2Duoマシンでも3時間、Pentium4時代のマシンじゃ6時間とか。


まずはPCかな・・・


08年03月31日(No.40)
【SUUNTO Core】

SS01331801J
SUUNTO Core Light Green


先日、SUUNTOの時計を借りる機会がありまして。
Vectorっつう人気のモデル、ちょっと使わせて貰った訳です。

んで感想ですが。
ヒジョーに見やすい。デカいディスプレイは伊達じゃありませんな。
ボタンのタッチも良い。グローブしてても使いやすい。
久々に物欲ファイヤーであります。

早速調べてみれば、新たにCoreなんてモデルが出てるじゃあ〜りませんか。
製品説明には
「ベストセラー、Vectorの伝説を継承すべく開発された製品で云々・・・」
ほうほう。

Vectorより機能面でグレードアップしてて。
ドットマトリクスで見やすさも更にアップ。
そして何より、Vectorほど山々してないシンプルなデザインがモアベター。


でもなぁ。
コレって電池式、切れた時の事思うと愛機プロトレック(ソーラー)の方が。
それに、ほぼ似たような機能なのに実勢価格で2倍近くも。

特に不満ないんだから、今ので我慢しよ。


07年11月06日(No.39)
【patagonia M's Slopestyle Hoody】

SNo_29830
patagonia M's Slopestyle Hoody


前ジップでポッケあってフード付いてて、所謂パーカー。
好きなのコレ。この形は便利でとても宜しい。

そんでもってこのSlopestyle Hoody.
のびのびストレッチ・ポリエステルで動きは楽チン。
裏地にはフリースが施され体はぽかぽか。
表地は密な編みの素材で耐風製を持たせ、少々の風もなんのその。
親指ループ付きの袖は・・・たぶん何かに便利。

すば、すば、すば、すばらしいサンデ〜♪
・・・ではなく、すばらしい出来栄え!
これは買うしかない。

発注しました。
ありません。
本国にもありません。

終了です。


07年09月30日(No.38)
【Steve Lis surfboard】

Steve Lis
Steve Lis surfboard


んだらスティーブ・リズの板を。
フィッシュの生みの親と言われるシェイパーであるからにして、間違いはないだろう。
逆にスキップ・フライよりいいんでないの?むふっ♪

・・・もっとレアらしい。
スキップ・フライ程の価格帯にはならないも、更に巷に出て来ないらしい。
ビンテージと称するボロ板を$2000とかで手に入れる、それが相場らしい。

いりません。


07年09月28日(No.37)
【Skip Frye surfboard】

Skip Fry
Skip Frye surfboard


時折DVDなんかに出てくる滑稽なオジサン。
スキップ・フライ氏と言って、サンディエゴ在住の超重鎮シェイパー。

sproutで両腕パタパタさせて鳥の真似してるの見ると決して賢そうではないが(むしろマヌケ)、
削る板は正に芸術品、兎も角凄いシェイパーなんだそうだ。

えぇっ、そんなにスゴいの? だったら遠回りしないでソレ買っちゃう?
近々サンディエゴ在住の日本人が直営店になるらしいし、タイミングもバッチリね。
問題解決♪

・・・と思いきや。
このスキップおぢさん、今じゃ滅多な事ではシェイプしないんだと。
例え市場に出てきても$4000オーバー、全くの高嶺の花だそうで。

買えません。


07年09月26日(No.36)
【patagonia M's Primo Down Jacket】

SNo_30450
patagonia M's Primo Down Jacket


パフライダーはなんだか悔しく、それ以上のモノが無いかと思ってたら。
カタログ捲ってたらありましたよ、そんなんが。
その名も「プリモ・ダウン・ジャケット」。

カタログより抜粋致しますと・・・
 ・700フィルパワー・ダウンのインサレーションは極寒のリフトで体を温め云々
 ・3層構造の頑丈なシェルは2方向に伸縮し、さまざまな動きに柔軟に対応云々
 ・スキーパスを取り付けられるホルダーが付いたパウダースカート云々

おおっ、こりゃ正に極寒ゲレンデの為の一着。
コレさえあればパフライダーも羨ましくない。
ダウンのウェアー着てるジブなオニーチャンも羨ましくない。
これこそ「買い」の一着ではないかぁっ!

で、カタログを読み進めますと。
価格\89,250・・・

アホか。


07年09月13日(No.35)
【patagonia M's Rubicon Rider Jacket】

SNo_29452
patagonia M's Rubicon Rider Jacket


ワタクシ、ホーム・ゲレンデっつうのがえらい寒い所で。
しかも貧乏ゲレンデなもんでリフトもボロくてクソ遅い訳です。

そんなところで人気なのがパタゴニアのパフライダージャケット。
レイヤリング重視で薄い上っ張りが主流の現代に反抗するかのように、化繊の中綿モコモコなもっさいジャケット。
透湿もヘッタクレもない厳寒時には、これが頗る調子良いらしい。

寒さには敵わないので、一時購入を考えたのだが・・・
それこそ知人達が着まくってるので、カブらないカラーがない。
アレは駄目、コレも駄目、結局欲しい色は全滅な訳で、そのまま買わず仕舞い。
そのうち(昨シーズンで)廃盤になってしまいましたわ。


ところが今期、カタログにルビコンライダージャケットなる新製品が。
説明書きを読むと、んん〜?コレって温かそうじゃないの!

まだ誰も着てないしこりゃ「買い」か?と良く良く見れば・・・
まんまパフライダーですやん。ナニが違うの?

ま、中にダウンセーターでも着て我慢しましょ。


07年09月11日(No.34)
【patagonia Men's Down Parka】

SNo_84652 SNo_84652
patagonia Men's Down Parka


巷ではぼちぼち冬モノが並ぶ時期になって参りました。
夏服なんかは安いので買っちゃっても平気ですが、冬服はそうはいかない。
非常にデインジャラスな季節であります。

と言いつつも、実はそんなに物欲的ではなかったのです。が・・・人に連れられ店に行ったが最後。
店頭のディスプレィ見てはファイヤー、カタログ取り寄せてはファイヤー。
当然我慢出来ないモノもあり、家計もファイヤー火の車。

そして、そんなワタクシの心をメラメラ燃やすアイテムの一つがコレ、パタゴニアのダウンパーカ。
(あれ?これって昨年も・・・そう言うなかれ。1シーズン我慢したらリセットなのだ。)
しかも今期はオ〜レンジやらグリーンが!いい色出てるじゃないのよぉ〜。

800フィルパワーのホワイトグースダウンが優しい温もりをアナタに。
これさえあれば、どんな寒いところへ行ってもダイジョウブ!
冷え切った心までをも優しく包んでくれるので、切ない夜でもダイジョウブ!
ううぅ、ああぁ・・・欲っすぃ〜

昨シーズンは我慢したので今期は行っていいんじゃないか?とか、
今期逃したらこの色はもうなくなっちゃうんじゃないのかな?とか、
自分の中のデビルたちが甘く囁きます。


だがしか〜しっ!
これまた昨年と同じ事を言わせて貰う。
「フラップ取れ。したら買ってやる。」

どうしてもフラップ付きって気に食わないのよ。
メンドクサイんですもの・・・


07年06月15日(No.33)
【SANYO Xacti DMX-CA65】

SNo_52559
WATERPROOF Xacti DMX-CA65


外に遊びに出る時、よくカメラを持って行く。
一番はホームページのネタ取り用。活字ばっかじゃ詰らないらしいので。
ただし遊ぶついでなのでコンパクトなのは必須。じゃないと持って行かなくなる。

そんな中、本日発売になったのがコレ。
コンパクトだし、何より防水ってのが心引かれる。
どうしても外での使用がメインなので、一番重要なファクターかもしれない。
しかも防滴とかじゃなく、ドボンOK!
ん〜、ほっすぃ〜!


ただ・・・
MPEG4ってどうなの?考え古いオッチャンには画質悪いイメージが。
今使ってるのがMPEG2、データはデカいがDVD規格。これより悪けりゃいらないしな。

光学ズーム5倍も足りないよなぁ。
今の10倍だけど、そんでも足りないくらいだし。

F値も 3.5(W)〜4.7(T) って暗くないかい?
今使ってるのは 1.8(W)〜2.2(T) だぜ。

大きさも 40.5mm(D)×111.4mm(H)×70.4mm(W) って、Xactiなのにデカ!
今使ってるのだって 41mm(W)×103mm(H)×71mm(D)、ほとんど変わりないような・・・


もし今のがなければ、MPEG4も冒険で買ってみたでしょう。
だって防水ってば物凄く魅力ですもの。


07年06月04日(No.32)
【patagonia Men's Limited Edition Pataloha Shirt】

SNo_52559
patagonia Men's Limited Edition Pataloha Shirt


毎年出るパタロハのリミテッド・エディション。
どれどれ今期のは?と見てみると・・・

葛飾北斎が描く波をイメージしたというデザイン。今までのとは雰囲気が一味違う。
微妙なダサかっこ良さがなんともいい感じ出してます。
随分と前の話だが、北斎ウェーブTに飛び付いた者としては、なんとも心引かれる一品。

しかしなぁ、絹ならまだしも綿のアロハが\18,900って・・・
これはこれでいいが、決して北斎ウェーブっぽくないし・・・
それに・・・
着ないよなぁ、着る機会ないよなぁ。(買ったら買ったで着るけど)

服をコレクションする癖はないので、やめっぺ。


07年04月19日(No.31)
【BLACK DIAMOND Alpine CF】

Alpine_CF         Alpine_CF_Solo
    [左]Alpine CF      [右]Alpine CF Solo


安くて楽チンなので使っていたブラックダイアモンドのフリックロック・ポール。
3段継ぎのExpeditionは初代、二代目と使って来た程お気に入り。
とても良い品なのですが、難点がない訳でもない。

まずは重い。初めは然程気にしてなかったが、他の高級品を持つと違いは歴然。振るのしんど。
そして冷たい。金属故に熱伝導率が高いので仕方ないが、気温が低いと致命的。
バラして乾かす暇なく連日使用すると、寒い日だと凍り付いてスライドしなかったり・・・
止めに安っぽい。ま、これは機能に関係ないですが、キモチ的に。

で、事ある毎に言っておりました。「フリックロックのカーボン製あれば絶対買うのによ〜」

はい、出ましたね、カーボンのやつ。
細いボディーがなかなかスタイリッシュ。
グリップが下まで延長されててヒシチューブ巻かなくてもいいところもナイス。
Alpine CF Soloに至っては、コルク製のグリップまでも奢られている。

  [スペック]
    Alpine CF 価格:\15,225 サイズ:62.5〜130cm 重量498g
    Alpine CF Solo 価格:\ 7,875 サイズ:59.0〜115cm 重量260g (1本)

値段はまぁ、仕方ない範囲ですかね。
・・・ん?ちょっと待て?

  [ちなみに現在使用中のモデル](気付いたら千円も値上がりしてる。消費者ナメてんのか?)
    Expedition 価格:\ 8,610 サイズ:57.0〜125cm 重量615g

せっかくExpeditionになって短くなったのに、また5.5cmも長くなってるやん!
こりゃAlpine CF Solo 2本買いしか選択肢はないわな。

・・・んんん?またまた待てよ?

  [こんな新発売も出ました(アルミ製)]
    Trail Compact 価格:\ 9,660 サイズ:59.0〜125cm 重量:500g

おいおい、カーボン製のAlpine CFってこれよりたった2g軽いだけなの?一円玉2個ぶんで\5,565も価格差あんの?
財布の10円玉一つ減らすとか、行動食のバナナチップ2〜3枚減らすとか、ションベン垂れるとか、そっちの方がよっぽど軽量化じゃん。
しかもAlpine CF Soloにしたら、逆に20g重くなっちゃうし。


こんなんいらないですわ。
正規輸入されない新製品も数モデルあるし、案外そっちの方が良かったりして。
まぁ今回のは夏モデルなので仕方なし。来期冬モデルはいいの出るかも。


06年11月27日(No.30)
【patagonia Down Sweater】

SNo_84672
patagonia Down Sweater


こんなインナー、別にいらね。
そもそもモンベルのなら1/3の値段で買えるし、洗える化繊ので十分満足だし。
その程度にしか思ってなかったのだが・・・

買った輩がいた。街でアウターとして着ていた。うぬぬぅ〜、カッチョイイ。
着てみろと言う。着てみた。むむっ、以外に暖かい。しかも化繊モノと違ってとっても優しい♪

アウターとして使うとは思ってもみなかった。これがタイトに着れて実にカッチョいい。う〜んスタイリッシュ!
そして驚くのは中身、泣き喚く鳥から毟り取った毛はなんと800フィルパワー! こいつはすげぇ・・・

スタコラサッサと販売店へ。
「あのぉ〜、pataのダウンスウェーター・・・」
「メーカー在庫なしです。9月の時点で。」(即答)

・・・考えが甘うございました。


06年11月09日(No.29)
【patagonia Down Parka】

SNo_84652
patagonia Down Parka


去年まで何故このコーナーに挙げなかったのか・・・?
そんな汁々アイテムがこれ、patagonia Down Parka.

世間のニーチャン達は「Das Parkaだろ」と言うだろうが、軽さ、暖かさ、着心地、どれを取ってもダンチでDown Parkaだ。
(何故Das Parkaの方がバカ売れするのだろうか?)
耐久性や耐水性の面ではDas Parkaに分があるが、カンケーない。どうせ街着だもんね〜

ただしコレ、前身頃に大嫌いなフラップが着いてんのよ。
Das Parkaには無いのに、Down Parkaには付いてんのよ。
嫌がらせとしか思えないんですけど・・・

patagoniaに一言。
「フラップ取れ。したら買ってやる。」


06年11月05日(No.28)
【ARC'TERYX ALPHA SV L/E & MINUTEMAN PANTS L/E】

ALPHA SV         MINUTEMAN PANTS
        [左]ALPHA SV (Tannery limited edition)    [右]MINUTEMAN PANTS (Tannery limited edition)


山着というのは大抵カラーが冴えない。(単に自分の好みかもしれないが・・・)
いい色あったと思うと、尽くレディース物だ。
だからいつもカラーに関しては妥協して買う羽目になる。

しかし、今期のARC'TERYXはちょっと違う。
やりやがった、白だよ白、ホワイト・フォー!薄色フェチには堪らない代物だ。

ジャケットはARC'TERYX最高峰のALPHA SV。
ALPHA SVは以前着てて、実は襟と一体型のフードが気に入らなかった。
でもそんなのお構いなし。なんてったって白だもの。

パンツはdescent lineのMINUTEMAN PANTS。
MINUTEMANは今も履いててお気に入りだが、BIBじゃないと嫌だ。
でもそんなのお構いなし。なんてったって白だもの。

こりゃ即買いでしょ。そう意気込んで店へ向ったのだが・・・
実はコレ、アメリカのTANNERYというショップの別注モデルだったのだ。
そしてARC'TERYX JAPANでは入手不可能との話だった。

だったらメーカーのwebサイトに載せるなよ・・・
変だと思ったよ。ascent lineとdescent lineの組み合わせなんて。


個人輸入しようかとも考え、散々迷う。
自分が使ってるTHETA ARとMINUTEMAN BIBの組み合わせだったら迷わずGO!だが。
でも今期レディースのSIDEWINDERには白があるので、もしかしたら来期・・・
しかもそっちは止水ジッパーまでもがカラード。

そう思い我慢を決めた。


06年11月05日(No.27)
【patagonia Mens Cashmere Hoody Full-Zip】

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patagonia M's Cashmere Hoody Full-Zip


所謂パーカーっつうヤツ、これ結構好き。
暑けりゃジッパー開けられるし、寒けりゃフードまで被れる。かなり万能な代物だ。

それが毛糸で編んであるっつったらもう、こりゃいいでしょ。
しかもそれ、カシミヤよ、カシミヤ。
光沢が美しくって、暖かく守ってくれて、肌触り優しくて、あふぅ〜ん♪

こんなの欲しかったです、はい。
ちょっとくらいお高くても買いでしょ、うん。

さて気になるお値段ハウマッチ?
チーン、\47,250-

モノスゴク高い・・・
ダス・パーカーとか買えちゃうんですけど・・・

汁が出る程ガマンします。


06年07月07日(No.26)
【patagonia YARD SALE BOARD SHORTS】

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patagonia YARD SALE BOARD SHORTS


夏も近付き、街中では水着のディスプレィが眩しい今日この頃。
今回の我慢ブツは水着、所謂海パン。残念ながらオネエ系ビキニではありませんが...

どうも海パンは毎年変わりがない。デザインは流行で変わるものの、基本機能は然して変わりない。
(競泳用水着には進化があるのだろうが、ブーメランマニアではないので・・・)

そんな中見付けてしまったのがコレ、patagonia YARD SALE BOARD SHORTS.
数年前から山着で採用し出した、縫い目のない圧着技術CSSテクノロジー採用。
環境を配慮したリサイクル素材PCRポリエステル、なんだか良い事した気になれる偽善者的代物。 これらをサーフラインに初めて採用した、ミニマリスト向けの機能的ボードショーツである。
価格も他のと然程変わらないとくれば、もう買いの一品であろう。

さて販売店に向い、電話にてメーカーへの在庫確認。
カタログでもイチオシの商品、余程の事がなければ大丈夫だろう。
そしてその回答は...「プロダクト中止です!」

まぁ良くある事。来年まで我慢である。


06年02月23日(No.25)
【THERMOS チタンボトル FBA-502T】

FBA-502T         FDM-500
[左]チタンボトル FBA-502T    [右]ステンレスボトル FDM-500


何かと高価な山道具。そのほとんどが割に合わないような高額商品だ。
そんな中でも、ごく稀に値段以上の仕事をしてくれる奴がいる。それが「テルモス」だ。
(ちなみに自分が使ってる画像[右]のFDM-500は\3,500)

THERMOS、ギリシャ語でテルモス、英語読みではサーモス。何の事はない、ただの魔法瓶。
ガラス瓶に真空層を設ける事により抜群の保温効果を得るという、ドイツの画期的発明品。
ウチらが子供の頃の魔法瓶って言ったら、内側がガラスだったでしょ?そう、あれ。(もしかして最近の若者は知らんの・・・?)

そして自分が小学生の頃、その真空引きの技術を日本の企業がステンレスで実現させた。
これが軽いわ壊れないわで、瞬く間に大ブレイク。昔よくこんなの見たでしょ。
これの小っこいのが今時のテルモスだ。

その後チタンという軽くて硬い金属が流行ってくると、テルモスのトップメーカーTHERMOS社がチタン製のテルモスを作った。
当時は「どうせ値段の割にはそんなに変わらんだろ」、そう思って安価なステンレス製を買った。
しかしここ最近、年齢と共に背負う荷物の重さが気になり出す。 (・・・7kgの体重増が一番の原因じゃねーの?)
体力を補う為に、マテリアルの軽量化が必須課題となってくる。 (・・・それって痩せれば済むだけじゃねーの?)
つまり、チタン製のテルモスが必要なのだ! ゼ・ッ・タ・イ・に!

周りにも「新しいテルモス買うぜ、勿論チタン製だ!」とか言っちゃってたし、それくらいのお買い物は想定内だと思ってた。

だけど知ってた?
チタンのテルモス、THERMOS社のFBA-502T、\15,000だってさ、イチマンゴセンエン!
普通のやつ4個買ってもお釣りくるで、それ。

お見逸れ致しました。我慢します・・・


06年01月22日(No.24)
【ORTOVOX PB models】

ORTOVOX m2PB ORTOVOX f1PB
[左]m2 PB            [右]f1 PB


またまたORTOVOXネタではありますが。
何やら見た事ないビーコンがあるではないですか。
なんじゃこりゃと覗いてみれば、「Peter Bauer design」ですと!?

今は亡きBURTONのアルペン部門、その立役者。その後もBURTON在籍中はFusion等フリースタイルボードの開発を。
CHIEMSEE DEFROSTはPJの為に、そう言っても過言ではなかった。
そして結構ナイショな話であるが、POGO SNOWBOARDのアドバイザーでもある彼。
そんなPeter Bauer、ORTOVOXとも関係あったのねん。

そんでこのPBモデル、カラーが違うだけで中身はm2、f1と一緒だそうな。
f1PBのカラーはカモフラージュ。まあ、これはこれでいいわな。
m2PBのカラーはホワイト、これも結構いい感じだわな。
だけどm2PBの説明書きを読んでみると・・・
  「comes in an iPod design」
だと。
色を白くしただけじゃん。あぁ、恥ずかしい・・・
s1やPB modelで気を良くしてたのに、なんかガッカリしてしまった。


ただ、アナログも使ってみたいんだよね。
Tracker DTSはそれこそ「おサルさんビーコン」だけど、距離がどうも・・・
やっぱりBarryvoxか? いやいや、s1出るまで我慢だ!


06年02月03日(No.23)
【ORTOVOX s1】

ORTOVOX s1 ORTOVOX s1
ORTOVOX Avalanche Transceiver s1


昨シーズン、ORTOVOXが新しいビーコンを発表した。それがこのs1。
液晶大丈夫か?ヒンジなんかで壊れないか?など、実使用上ではあまり良いイメージはないが、なにせ斬新なデザイン。
(携帯電話を模擬した子供のオモチャみたいではあるが・・・)
機能イマイチでもデザイン良けりゃそれなりに売れっからね。消費者の心を擽る上手い戦略だ。

発売予定は今シーズンとなっていたが何せ初年度モノ、頼まれたって手出さねーよ的思考だったが、そういやどうなったの?
そう思ってORTOVOXのHPを覗いて見ると・・・
何やら英語でツラツラ書いてあるが、要は「開発間に合わなかったから来年ね〜」だと。
あっそ。じゃぁ買うとしても再来年だね。

きっと発売までは色々変わってる事だろう。
昨年発表時(画像右)と今期の(画像左側)でも違ってきてるしね。
それよりも、他のメーカーだって黙っちゃいないでしょ。もっといいの出すよ(出して!)

でもそんなのどーでもいいから、どこのメーカーでもいいから、どんなアルゴリズムでもいいから、
  「サルでも使えるアバランチ・ビーコン、3秒以内に確実に見付かります!」
みたいなのを頼むよ〜!

・・・と言いつつ現実を見直すと、ちょっと使ってみたいぞs1。


05年12月19日(No.22)
【BUM DEEP】

BUM DEEP
この他にもう一種類、青い板があった。

BUM DEEPと聞いて「おぉ、懐かしい。」そう思った人、見事にオッサンですな。
10年程前、木村史門がメインライダーだったスノーボードブランドだ。

この木村史門、日本のスノーボード創生期に活躍していた人で、スラロームやらハーフパイプやら色々出ていた。
少なくとも当時はそういう時代で、かのテリエもオーバーオールで活躍していたくらいだからね。
(オーバーオール:アルペン(スラロームのタイム)とフリー(HPの得点)の総合得点で争う競技)
「あのテリエがアルペン?」と思うかもしれないが、当時は結構それが普通だったし、テリエ坊やとて例外ではなかった。

そんな木村史門、現役を退いてからはパウダーシーンで活動していた。
とは言え当時は今のようなパウダーブームでもなかったし、あまり日の目を見る事はなかった。
しかしそんな彼が世に出してきたのがBUM DEEP。
まだgentemstickすら存在しない頃、パウダーボードのみのラインナップ。
今では結構普通かもしれないが、当時それまで見た事もないアウトラインに、そりゃ度肝を抜かれたよ。
まさに日本のパウダーシーンの先駆けだ。

しかし、折しも時代はニュースクール全盛期。
ベースレスビンディングだのローバックだの言ってる時に、そんなの流行る筈がない。
(今じゃ笑えるが、当時はそれが最先端だった。)
案の定、消え行く存在の一つとなってしまった・・・


つい先日、似たような趣味の知り合いにBUM DEEPの話を出したところ、やはり乗ってみたかったらしい。
でも、手が出なかった。
当時の背景から考えれば、Vector glideのGENIUS買う以上の勇気が必要だったから。
若かりし頃、そんな勇気もお金もなかったから。


嗚呼BUM DEEP、我慢も何も、探そうにも何処にもありゃしない。
誰か持ってる人いたら是非貸して下さい。まじで。


05年11月23日(No.21)
【Peak Performance Black Light PACLITE STRETCH JACKET & PANTS】

PACLITE STRETCH JACKET PACLITE STRETCH PANTS
[左]PACLITE STRETCH JACKET [右]PACLITE STRETCH PANTS

1986年、スウェーデンにて誕生した Peak Performance.
あまり着ている人がいなくて、正直良く分からないメーカーだった。
貧乏人には到底似合わない、そんなヨーロッパの洗練されたデザインにも興味は惹かれなかった。

しかし今期よりラインナップされたBlack Lightシリーズ。
元々ガイドやアルパインクライマー向けらしいが、なかなかどうしてイイ感じ。
なにより心惹かれたメインブレインは、GORE-TEX PacLite Stretch、これまた新素材だ。

「なんだ、PacLiteか、耐久性ないじゃん。携帯用?」 一般的にはそうだよね。
でも、使った事あるかい?
柔らかくて抜群に軽くて、XCRに比べたら格段に良かった。
そりゃ耐久性は劣るだろうけど、言う程ヤワじゃないと思う。

そんなこんなで気に入っていたPacLite、それのストレッチですとぉ〜?
そりゃ気にならない訳がございません。

でもこの辺で売ってないよね。
誰も着た事ないよね。
情報ないよね。

一体どーなの、Peak Performance って???


05年11月22日(No.20)
【ARC'TERYX Stingray Jacket & Pant】

Stingray Jacket Stingray Pant
[左]Stingray Jacket [右]Stingray Pant

「あれ?アークにこんなのあったっけ?」
きっとそう思った輩も少なくないだろう。それもその筈、今期よりラインナップされたモデルだから。

メインブレインは GORE-TEX SoftShell LowLoft と言うGORE-TEXの新しい素材。
このメンブレをソフトシェルとするメーカーが多い中、敢えてハードシェルとして仕立てている。
第一線のXCRよりも柔らかく、裏は起毛素材。確かに性能は劣るだろうが、着心地は格段に上だ。

しかし皆の記憶にない一番の理由は、これがゲレンデ用ウェアーとしてカテゴライズされていること。
精々スキー場からのアクセス程度のユースで、厳しい使用環境までは想定してない製品だからだ。
それなのに値段はSidewinderやMinutemanにも引けを取らない。
そんな製品に、ARC'TERYX買うような輩が興味持つ訳がない。


・・・だがしかし。
それで十分だと思う。そんなに高いスペックは、実際必要ないと思う。
先期patagoniaのWhiteSmoke(ソフトシェル)を着て、そう考えが変わってきた。
透湿性に乏しいXCRより、返って快適に過ごせるだろう。

バリバリでゴワゴワするXCRを身にまとい、快適性を犠牲にしてまで高い防水性を得る。
よほどハードな山行ならそれも必要だろう。
しかしそうでないなら、着心地の良いStingrayのほうが、よっぽど快適な山行になるだろう。
スペックはXCRよりは劣るとは言え、下手な素材のモノより全然良い筈だから。

一般道でフェラーリ乗ってても宝の持ち腐れ、それと一緒じゃないかと。


人気がないから、来年はもうラインナップから外されれるような気がする。
アークの営業、そして小売店が客に強くプッシュしない限り、売れない代物だろうし。
買うなら今期だ・・・

ただねぇ、初年度モノはねぇ。
また痛い目合うの嫌だから、我慢しよう。


05年11月01日(No.19)
【gentemstick SLASHER WINTER LTD EDITION】

gentemstick SLASHER WINTER LTD EDITION
gentemstick SLASHER WINTER LTD EDITION

サイトの更新を怠ってるうちに、すっかりネタに上げるのを忘れていた一品。
せっかく我慢し切ったのにネタにしないのは凄く勿体無いから、遅れ馳せながらご登場。

実のところ、本音を言えばSLASHERは特に欲しい板ではない。
それなのに、嗚呼それなのに、必至で我慢しなければならない程までに心引かれたのだ。
一体ナニに?

そう、この色だ。
クリームホワイトティントと名付けられたその色は、白好きには堪らない絶品の一色。
何ならラインナップ全品コレにして欲しいくらいだ。(本気で)

いーねー、いーねー、いい色だねぇ。(ウットリ・・・)
欲しいね、欲しいね、買いたいねぇ。(フガフガっ!)

でもよ、でもよ、スラッシャーだよ。
あんた買ったって乗らねーべ?

んだね、我慢だね。


05年10月14日(No.18)
【GARMIN eTrex VistaC 日本版】

GARMIN eTrex VistaC
GARMIN eTrex VistaC

前々から欲しかったGPS.
目的は緊急時のトラックバック用。だからスタート地点を示してくれればそれでいい。
欲を言えば、カシミールに取り込んで自分が辿った軌跡を見れれば、もう文句はない。
地図表示機能は必要ない。紙の地図持つから。
結果、安いモデルで事足りるって訳だ。それなら買えるな。

そんな折、知人からEMPEX GPS68EZというGPSを戴いた。
環境が揃わないからデータ収集は出来ないが、トラックバック用には十分役立つ。
これで良かった筈なのだが・・・

地形を把握する力、そして地図読みの能力に長けてる輩は何の問題もない。
こちとらド素人、時折地形のマジックにやられ、自分の場所が正確に把握できなくなる。
そんな時、地図表示出来るGPSで自分の居場所が即座に確認できたら・・・

もはやこれは欲しいというレベルではないのでは?
命を守る為、なくてはならない装備なのでは??
絶対買わなくてはならないモノなのでは???


・・・はいはい、分かってますよ。
EMPEXだって、もちろん緯度・東経は表示されますよ。
面倒臭がらず、地図に線引っ張っておけば済む話。
ふん、その通りだよ。

我慢すりゃいいんでしょ! 我慢すりゃ。


05年09月30日(No.17)
【Apple iPod】

Apple iPod nano Apple iPod
[左]iPod nano [右]iPod

ワタクシの車、今だにCDチェンジャーが積まれている。
別にフルサイズの.wave音源じゃないと満足出来ない訳じゃぁない。
確かにKENWOODとかが得意なシャカシャカ音は嫌いだ。全てがパラパラに聞こえるし、第一耳が痛い。
音質を無視した音圧系も聞くに耐えかねる。マウントさえビビらなければサブウーファーもいらないくらいだ。
とは言え低音と高音をちょいと追加すれば満足だし、.waveと圧縮フォーマットは同じにしか聞こえない、所詮貧乏耳だ。

じゃあナゼCDチェンジャーかって?
答えは簡単、カーHDDプレーヤーもコンパクトHDDプレーヤーも持ってないからだ。
カー用のHDDプレーヤーはまだ種類も少ないから「買い」の時期じゃないよね。ナビは高いし。
でも、コストパフォーマンス重視の大衆人でも、コンパクトプレーヤーはそろそろ買ってもいいっしょ。
歩きながら音楽を聴く習慣はないが、それ以外でも十分に使える。

CD何枚も持つの面倒だし。
携帯用のHDDあれば仕事にも使えるし。
aacでしかない音源も貰ってこれるし。
いいことだらけ。

なかでも先駆者的存在のiPod、大好きなホワイトを前面に押し出したナイスなデザイン。
数ある中で、これだけで決まりだ。迷うのはiPodにするかiPod nanoにするか・・・
 HDDは20G以上必要か?4Gで十分じゃないか?
 LCDは1.5inchでいいのか?2.0inchのほうが断然見易いぞ。
 コンポジット出力、あれば便利だぞ。
う〜ん、迷うねぇ。


・・・と思ってたのだが。
 べつにDVD-RWに焼けばいいじゃん。一枚で数Gあるし。
 携帯用HDDはノートPCのでいいじゃん。安いし電源USBバスパワーだし。
 aac音源は変換すりゃ済む事じゃん。iTunesで出来んじゃねーの?
な〜んだ、必要ないや。

・・・と思いつつも、ちょっと欲しい。
でも、なくても済むなら我慢しようか。


05年09月28日(No.16)
【Dueter Edge】

Dueter Edge
Dueter Edge

スノーボードで山を滑ろうと思うと、大概は板を担いで登る事になる。
どうやって担ごうが本人の勝手だが、大方ザックに取り付けるだろう。
と言う事はそれ用の機能がついたザックが必要になる訳で、数あるザック、自ずとモデルも限られてくる。

スノーボーダーに定評あるOSPLEY、そこんちのSWITCH40というのを使っていた。
まあまあの出来で、それなりに気に入って使っていた。
が・・・
ショルダーハーネスの中のクッション、これの耐久性がない。
現在20日間程度使っただろうか。既にショルダーハーネスはヘロヘロのペナペナ。
えぇ〜、そりゃないぜセニョリ〜タ。そんなモンかいOSPLEY?

そんな時にグッドタイミング、Dueterから新しいザックが出た。
一番使ってみたかったメーカーだが、スノーボードアタッチメント付きのいいモデルがなかったのだ。
そして今回出たのがEdgeというモデル。こいつはスノーボード用と言っても過言でない仕様だ。

ドイツの安全基準TUVをクリアーしたシールドシステムという、パッドとパックが一体となった構造を採用。転倒などの衝撃から背骨を守る。
荷室へのアクセスは背面開口システムを採用しており、荷物の出し入れもスムース。更にポケットには止水ファスナー採用。
ボードを取り付けた状態でも装着が可能なヘルメットホルダーを装備。こちらは普段は収納可能だ。
その他、ポールホルダー、ショベルホルダー、ゾンデホルダー、ピッケルホルダー、ハイドレーション対応と、
正に我々の欲しい装備が充実した、待ってました!と言わんばかりのパックなのだ。

そしてなんと言っても、板の取付けとコンプレッションが別構造なのがGOOD。ARC'TERYX Mシリーズと一緒だ。
これにより板がしっかり固定されるのだ。OSPLEYで一番気に入らない部分がクリヤーになっている。
デザインは・・・ちょっと(いや、かなり)イケてないのだが、まあ機能美という事で。

ま、なんつってもDueter。痒い所に手が届き、古女房の如く見た目じゃなく中身で勝負。こりゃ買いだな、おい。
さてさてサイズは?っと。ん〜?なに?25Lと30Lだけですとぉ〜!?
う〜ん、もうちっとデカいのが欲ちいのよ、ボクちん・・・

Dueter使ってみたかったけど、30Lじゃなぁ。
今後のラインナップに期待しつつ、今回はじっと我慢の子であった。


05年09月14日(No.15)
【THE NORTH FACE RTG】

RTG JACKET RTG BIB
[左]RTG JACKET [右]RTG BIB

これだけ大規模で総合力あるメーカーはどれだけ存在するだろうか、THE NORTH FACE.
ここの買っときゃ間違いないでしょ、そういうメーカーの一つだと言っても過言ではないだろう。
実際モノ作りには定評あるし、ことウェアーに関しては文句なしの性能だろう。

ただ・・・ なんか好きじゃないのである。
これと言って悪くはないし、何かを買って失敗したという訳でもない。
むしろ十数年前に街で大流行りしてた時は欲しくて仕方なかったモノだ。(高くて買えなかったが)
強いて言えば、当時セレクトショップが法外な価格で販売していたから、その悪いイメージが残っているのか?

とにかく特に好きではないメーカーなのだ。


そんな折、お店でTHE NORTH FACEのカタログを貰った。
別に欲しくはなかったが、くれると言うのを断るのも何なので貰っといた。
とりあえずザックに突っ込んでおいたが、丁度電車に乗って暇だった時に開いて見た。

目に付いたのはRTG JACKETとRTG BIB、「ふぅん、至って普通。」
今ではどこでも出してるXCRメンブレのハードシェル、値段もデザインもまあ普通。「あっそ。」くらいの勢いだ。

ところがだ、カラーラインナップを見て「あ"〜っ!」、すっかりヤラれてしまった。
良くあるBLACKに加えてラインナップされたのはMOONLIGHT IVORY. 大好きな白ウェアー、それもかなり白い白があるのだ!
このスペックのウェアーにしてこの色使い、完璧デス。
しかもジャケットのフロントは止水ジッパー。これだけは譲れないのだが、意外と採用しているメーカーが少ないのが実情。
そしてなんと!よくよく見れば「Snowboard Wear」の表記。そう、スノーボードの為ののウェアーなのだ。正にCHIEMSEE DEFROST以来の快挙!
ううぅ〜 欲っすぃよぅ〜

\63,000+\57,750=\120,750也。
今まで使った事ないメーカーに出せる金額ではないわな。

「白は汚れるよ、1シーズンでこ汚くなっちまうんだよ、二度と白は買わないって決めたでしょ?」
そう自分に言い聞かせながら、我慢は続くよどこまでも・・・


05年08月26日(No.14)
【LAGAVULIN 25 years old】

LAGAVULIN 25y
LAGAVULIN 25年

2003年3月に市場投入された、世界9,000本の限定生産。
ここ数年でラガヴリンの流通量が異常に減ってきた矢先、やらかしてくれた。
ただでさえラインナップの乏しいラガヴリン、ましてやカスクスドレングス。気にならない訳がない。
そりゃ呑んでみたいべさ、一番好きなアイラ・モルトだもん。
でもね、買わなかったんだよ。だって3万円以上したからね・・・

1989年の税制改革以前なら間違いなく飛び付いた。2〜3倍額は当たり前だったろうから。
でも今の価格相場から言って・・・微妙な値段設定だ。
オフィシャルのリミテッド品、25年物が3万円・・・ちょっと高いくらいか? 非常に微妙だ。

いろんな考えが頭を過ぎる。
  「あのラガヴリンがだぞ、滅多にない事だぞ。これを逃したらもう・・・」
  「いやいや、いずれまた出るかもしれないぞ。」
  「ボトラーから安く出る可能性だってあるぞ。そしたらオフィシャルより安いだろ。」
散々悩んで、そして我慢した。やっぱり高いから。

そうして一見落着した筈だったが・・・

最近、呑みのページを更新しようと思い、ちょっとずつネタを書いている。
モルトのネタに手を付け出した頃、思い出してしまった。
いけない事に、いろいろな酒屋を調べた。探せばまだ残ってる、プレミア価格を付けるアホ酒屋もいるが、最安値\29,800也。

もうこのまま発売されなければ、間違いなくプレミア値が付いて二度と手には入らなくなる。
かと言って買っちゃったら、呑んでなくなる。でも呑みたい、ショットじゃなくて一瓶呑みたい、嗚呼呑みたい。

いかんいかん、我慢せねば。
迷ったら買わない、それが自分の買物の鉄則だから。


05年07月01日(No.13)
【gentemstick Split Board】

gentemstick Split
gentemstick Split Board 発売

遂にgentemstickからスプリットボードが出た。
今のところMAXFORCEとINFINITYの2ラインナップで完全受注生産ではあるが、満を持しての発売だ。
そりゃスプリットフェチには気になる存在でしょ。
どれどれ、詳細をば。→http://gentem.typepad.jp/info/
ん?何やらかなり大雑把で、詳細さっぱり分からないんですが・・・

まずはエッジ。
内側にこれが着いてるかどうかで、使い勝手や滑走性が相当違ってくる。
付いてりゃ移動時は楽チンだわな。特にトラバースなんか。これ無いと悲惨だもの。
ただし滑走時は付いてないほうがマシ。フレックスやトーションがガチガチ過ぎるもの。
ところが、そんな情報はどこにも載ってない。(←だったら自分で問い合わせろよ・・・)

次にスプリットボードの要、インタフェース。
よくよく読んでみると、「スノーボード用ビス穴のみ開けてのお引渡しとなります」・・・んんん〜!?
って事はですよ、インタフェースは付いてこないって事ですよ。
自分で用意してインビス加工+取付加工しなきゃないって事ですよ。
それって結構大変だと思うのですが・・・金掛かるし・・・。

しかも現状では、インタフェース単体で発売してるのはvoileのSplit Decision Touring Kitくらいなもん。(もう売ってなかったっけ?)
BURTONのパーツ取り寄せてとか、まだあちこちからSPLIT出てた頃のデッドストック探してとか、オリジナルで作ってとか?
ま、いずれにしろ買ってポンと乗れる代物ではないって事ですな。

要は今回発売されるのは「真っ二つに切ってあるだけのスノーボード」って事。
インタフェースは自分で用意し、自分で加工し、自分で取り付ける。そんなD.I.Yなアイテム。
欲しい方は心して買うべし。

とは言え自作する人にとっては、真っ直ぐに切ってあって止水処理をしてあれば、そりゃもう大助かりの涙もん。
インビス加工が一番の問題だが、今だやってくれる所はいくつかあるし、旋盤持ってりゃ自分でも出来る。
やる気と道具さえあれば、どうにでもなるのだ。


今回、MAXFORCEとINFINITYだから我慢しとくけど。
もしSpeedMasterとFLOTERがあれば、我慢できないだろうなぁ・・・


05年06月15日(No.12)
【BOSE Lifestyle 48】

BOSE Lifestyle48
BOSE Lifestyle 48

半年ほど前、14年使ったTVが壊れた。時期を同じくして、10年使ったステレオが壊れた。
持ってても仕方ないので、棄てた。あまりTV番組というものを見ないから、問題なかった。

ところがDVDを見たくなった。仕方ないのでTVを買った。
そしたら今度はサラウンド・システムが欲しくなってきた。
こちとら10年前から5.1chだったので「ふん、今更」と思っていたが、どうやら最近のはイイらしい。

折しも季節はボーナス時期。
このところ物欲がなかったのに、巷が騒げば釣られて心も踊りだす。
嗚呼、サラウドン・・・

という訳で今回の「ボクタンコレホチイノ」アイテムがこれ、BOSE Lifestyle 48。
なんとコレ、本日発売。
どんな状況下でも最高の音質と、今聴きたいと思う音楽をオートマティックに提供する。
その夢と理想を現実にしたのが、BOSEのトータルオーディオ最高峰システム「Lifestyle 48」だ。

んんんっ、欲すぃぞ欲すぃぞ、欲っすぃ〜ぞぉ!
  「オバチャンこれナンボ?」
  「税込\499,800也!」

買える訳ねーっつうの。

05年04月12日(No.11)
【06 BURTON AURA68】

06 BURTON AURA68
BURTON SNOWBOARDS '06 AURA68

今期一部の間では大好評だった'05 AURA64。
'06シーズンは64と68の2ラインナップ構成になる。(相変わらずJAPAN LIMITEDらしいが・・・)
そりゃ欲しいでしょ、68は。かなり意味のあるレングスですから、68って。
故に即効予約の1本であったのだが・・・発注しなかったのである。ある情報を耳にして。

ここ数年、BURTONはレイトモデルの嵐。
この時期はショップにも情報を漏らさず、すっかり予約が落ち着いた初夏頃から小出しにしてくる。
全く持って真面目なユーザーを小馬鹿にしたやり方であるが、これが同社の経営方針になっている。
とは言え、ウェアーだとかちょこっと小細工したバインディングだとか、そのレベルである。
板も出るには出るが、グラフィック違い程度のモンで、たいして大袈裟な事はやらかさない。
だったらいいじゃないか、そう思うのだが・・・

実は今期、Terje Haakonsenがとあるメーカーの板をテストしている。
BURTONが何か企んでいる。その情報を入手して、そう思った。
何かやらかしてくるかもしれない・・・

気のせいかもしれないよ、確かに。
でも待ってみよう、AURA68を我慢して。そう思わせるに十分な情報だったから。

05年04月01日(No.10)
【CHIEMSEE SNOWBOARDS】

Deck Sole
[左]デッキ面。左より 157、147、112というレングス。 [右]ソール面

昔っから好きだったCHIEMSEE
ACTIVEもいいけどやっぱりDEFROST、随分と着たっけな。
ジャンパーオヤジはグリコちっくで疑問だが、カンガルー大好き。
今でもデカバッグはカンガルーだし、財布もカンガルー。

そんなCHIEMSEE、来期はなんと板を出すという。
112、147、157、という3サイズ構成で、後者2つは客注のみ。
日本限定だそう。っつう事はRespectsかNeptuneの仕業なんだな?
板も国産って話だし、capじゃないからオガサカ製でしょ。
(超大穴ブルーモリスだったりして・・・)

正直いくらCHIEMSEE好きでも、ポロっと出してきた板なんか欲しくない訳よ。
ところが!デザインがと〜ってもステキなのよん。カンガルー飛びまくり♪
ほ、ほっすぃ〜

ちなみに注文は先月下旬まで。
なんとか我慢しきった一品である。

05年02月17日(No.9)
【MOSS SNOWBOARD TT MODEL (1991-1993)】

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MOSS SNOWBOARD TT MODEL (1992)

GentemStickから出ているTT Model、彼の玉井太朗氏のシグネーチャー。氏の思いが詰まった板であろう。
そのルーツとなるのが1991年から3年間に渡り発売されたMOSS SNOWBOARDのTT MODELだ。

アウトラインこそGentemStick TT Modelにソックリなものの、相当なじゃじゃ馬だったと聞く。
GentemStickの初年度TT Model 通称「柿T」もじゃじゃ馬だと聞くが、MOSS TTはそれ以上だと言う。
一体どんな板なんだろう?必然と興味は沸く。

「単純に乗ってみたい」そんな気持ちが沸き起こる。
「GentemStick TT Modelと並べたい」板フェチの血が騒ぐ。

とは言え、もう10年以上前の板。何所にも売ってないもんね。
なんだか中古はどえらい金額で取引されてるようだし。

安いボロ板フェチには到底無理なんだろうな。
我慢我慢・・・

05年02月04日(No.8)
【TOYOTA HIACE VAN (LONG VAN SUPER GL 4WD)】

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TOYOTA HIACE VAN (LONG VAN SUPER GL)

昨年夏、15年振りのフルモデルチェンジを果たしたハイエース・バン。
モデルチェンジ前でもその売れ行きは衰えを見せず、1BOXバン市場では無敵の存在だった。
そんな黙っててても売れる人気車種のフルモデルチェンジ、さすがのトヨタも気合が入っただろう。

当然中古車市場も価格は高騰、売ってガッカリしない車の1台だ。
東南アジアでの人気も高く、逆に他メーカーの1BOXだと価格はガタ落ち。
黙ってても20万Kmは走る車で、相当なボロでもホイホイ輸出されて行く。
国内は都内のディーゼル規制でやや落ち着いた感があるが、それだけに新型への需要はより高まるだろう。

バン(4ナンバーの貨物車)の荷室はワゴン(5ナンバー乗用車)と違って抜群に広い。
どうせ荷物ドカドカ積んだり、中で寝たりすんだから、広いに越した事はない。
かと言って4ナンバー車なら5ナンバー枠と一緒だからボディも全然コンパクト。マーク2なんかよりも短くて幅も狭いしね。

遭えてこの車の難点を挙げるとすれば、山にドカドカ入っていくには車高が低過ぎる事とタイヤサイズが小さ過ぎる事、
それとパートタイム直結4WDじゃない事かな。(センターデフ付いてる分、曲がり易いという利点はあるが。)
でもそれを満たす1BOXは、日本車にはもう無い。最近だとデリカ・スターワゴンくらいだっただろうか?

とは言え、道具としての車と考えれば、間違いなくナンバー1。
とっても欲っしぃ〜!
・・・が、なんてったって300万だよ、サンビャクマン!
これはもう、我慢とかそういうレベルじゃないんだよね(泣)

26万円の車に乗ってる奴に、買える訳ないっつーの!!!

05年01月31日(No.7)
【CATEK Freeride Pro】  http://www.catek.com/

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CATEK Freeride Series soft bindings「Freeride Pro」

「なんじゃこの金属臭プンプンのバインディングは?」、そうお思いの事でしょう。
子供の時分「超合金」と呼ばれた玩具に心引かれたように、男たる者、金属のメカメカしさには心引かれるのだ。
見よ、この重圧感!そしてその辺の安っちいプラスチック製品とは明らかに一線を画す高級感。
機能云々よりも、持つ事に喜びを与えてくれるこの質感!モノ自体がしっかりとした自己主張を・・・・・

って違〜〜〜う!!! そんなんじゃないのよ。
モノとしての存在感とか、持つ喜びとか、そんなんどーでもいいの!

このバインディングの何がいいかっつーと、なんと!!! カント調整が出来るのである。
そう、アルペン系では当たり前の、あのカンティングだ。

アルペン・ボードではそのスタンス故、カンティングなしではニュートラル・ポジションがとても窮屈で、つい棒立ちになってしまう。
フリースタイルだって同じ事で、アングルが浅いだけでカンティングしたほうが良いに決まってるのは想像に難しくないだろう。
「何もないほうが足裏感覚が・・・」とか言う話もあるが、ま、どっちを取るかって話しですな。
ライディング・ポジションを考えたら、普段の歩行より広いスタンスを取る以上、あったほうがよりナチュラルでしょ?
公表はしてないが、かのTerje Haakonsenも密かにカントを入れているのだ。

さてさて話を本題に戻して。
フリースタイルでカンティングなんて、10年以上前にBURTONの7度カントを後ろ足に入れてたくらいのもんだ。
正直やったことないから、よく解かんねーんだわ。(ヘナチョコの俺が違いに気付くかどうかも含め)
だから、試してみたいんだよね、これを。
そしてお値段はズバリ$329.00!思ったより普通の値段なんでない?

ただ・・・日本には代理店が1個もないんだよね(泣)
個人輸入したら金掛かりそうだし。
我慢だな、こりゃ。

04年12月17日(No.6)
【Backcountry Access '04 Tracker DTS】

jkt    pnt
[左]Tracker DTS 本体 [右]専用ホルスター

初心者向けと思われがちなビーコン、bca社のTracker DTSである。
しかし侮るなかれ、初心者じゃなくても使いやすい物は使い易いのだ。
あるCAA level1受験者が、普段愛用の某社デジタルビーコンで5分を切れないところを、ぶっつけ本番でクリヤーできたという逸品だ。
そんなTracker DTSが、今期モデルチェンジした。

まず目新しいのは中央のボタン。「あらあら随分大っきくなったごだ〜」と言わんばかりの成長振り。こりゃ操作が楽だわ。
基本的な性能は変わってないと言うものの、何かしらリファインはされてると睨んだ。プロセッサの解析方法とか。

そして何より目を引くのが、専用のホルスター。カッチョエエ〜!
去年までのヒモ?バンド?だと、さっぱり体にフィットせず、いつも「ぶ〜らんぶ〜らん」してたんだよ。
それが何だか「ピタッ!」としてんじゃな〜い?いい感じで。

んんん〜、いいんでない、いいんでない?
かと言って、ホルスター欲しさに買うのもお馬鹿というもの。

決して安くはないので、我慢の一品である。

04年12月17日(No.5)
【スーツ】

先日、久々にスーツを着る(着なくちゃいけない)機会があった。
もう何年着てないだろう?そのくらいご無沙汰だった。
そろそろ新しいの買ってもいいな、そう思い街に出た。

最近のトレンドはどんなんじゃい?そう思ってBEAMS、SHIPS、UNITED ARROWSなんてとこに行って見た。
だいたい値段やデザインは思ってた通りだったけど、なんかパッとしないのね。
なんでってさぁ、「欲っすぃ〜!」モンじゃないからだ。別に欲しくないモンだから。

それでも買わないといけないので、街を徘徊し続けた。
そして気付いたら「あしの豆」にいて、前回のTenacity JktとPantを試着していた。
さすがにこれらは我慢と決めてたので買わなかったが、欲望とは恐ろしいもの。
スーツを買いに行って、山着を試着しているとは・・・

そしてそのとき、いつものように思った。「どうやって金を捻出しよう・・・?」
こうなると普段はサルなワタクシでも意外と知恵が働く。
しかし今回ばかりはその必要もなし。ハナほじりながら「スーツや〜めた」

斯くして、数日後ボロスーツを着て出掛ける自分がいた。
「これでTenacity買う金が出来たべ。でもそれは我慢だから、他のものを・・・」

・・・馬鹿である。

04年12月15日(No.4)
【MOUNTAIN HARDWEAR Tenacity Lite Jkt & Tenacity Pant】

jkt pnt
[左]Tenacity Lite Jkt [右]Tenacity Pant

迷いに迷って、買わなかった一品。
だって安いんだよ、コレ。Tenacity Parkaが\44,100で、Tenacity Pantが\33,600也。
(ちなみに写真左はTenacity ParkaではなくTenacity Lite jktであるが、まあ画的には似たようなもんである。)
この値段でメンブレはGORE-TEX XCR 3L、表面生地はFTXというヤツで、結構柔らかい。
しかも恐ろしくカッチョエエ!下手なゲレンデウェアーよりず〜〜〜っとカッケー!

我慢した理由の大きな一つ。それは・・・
ジャケットのフロントジッパー、およびパンツのサイドジッパーが、止水ジッパーではないのだ。これは痛い!
さすがに表と裏でダブルフラップ構造にはなっている(確かそうしないとGORE社が許してくれないハズ)ものの、
やはり止水ジッパーに軍配が挙がるだろう。だって防水性云々よりも、フラップないと操作楽なんだもん。(←理由は不純)
どうやら試作段階では止水ジッパーだったのを、テストチームが使いづらいからと言って普通のジッパーに変更したそうな。
本当はただのコスト的な問題だと思うんだけど・・・

もう一つの理由は、今年ソフトシェル買っちゃったって事。今年はコレを試す年なのだ。
でもぉ、欲っすいな〜
来年に期待かな?それとも去年のウェアー売っちゃって・・・

いかんいかん、我慢の一品である。

04年12月09日(No.3)
【BURTON AURA】

ベース面でパウダーと地形を感じる為に
BURTON AURA
BURTON SNOWBOARDS '05 AURA (2X)

コレは今年3月に我慢した一品。
ご存知の方も多いと思うが、BURTONの'05ラインナップからはCraig Kellyのモデルがなくなった。
本人が他界してしまったので仕方ない事であるが、実に寂しい。
自分はもう乗る板がなくなってしまった、そんな輩も決して少なくないだろう。

そして前年度のOMENの流れを組む板は、標準ラインナップの中には全く無くなった。
そんな中、JAPAN LIMITEDとしてAURAという板がラインナップされた。
日本の山をターゲットに開発したと言うその板は、どうやらマサさん(竹内正則)が絡んでいるらしい。
164cmというレングスに細めのウェスト、ロングターンの為の浅めのサイドカット、そしてマサ竹内とくれば・・・間違いない。

今考えると、なぜ発注しなかったのだろう?
OMENの後継モデルがなかった事で、気落ちしてしまっていた事は確かだ。そのせいだったのかな。
確かに、もう乗りたい板はない、そう言ってたからな。

我慢と言うより、別に欲しくなかった一品である。
しかし今では、欲しいけどもう手に入らない、我慢するしかない一品である。

04年12月07日(No.2)
【BLACK DIAMOND FlickLock Expedition Poles】

FlickLock Expedition Poles  FlickLock Expedition Poles
BLACK DIAMOND FlickLock Expedition Poles '05 model

第2回目の我慢はコレ。
値段が安いという理由で好まない人もいるBLACK DIAMOND。そこんちのFlickLock Expedition Poles '05 model。
実はこれの旧モデルを使っているのだが、これがすこぶる調子いい。ただし不満な点もあることは確かだ。

まず、旧モデルの一番の不満はグリップ。
プラスチック製でグリップ性がイマイチ、硬い、見た目もショボい。
合わせて安っぽいストラップは、寒くなると硬くて使いづらい。

しか〜しっ!
この2点が改良されたのだ。実際に握ってみると...う〜ん、トレビア〜ン(意味不明)
しなやかなストラップとしっくりくるグリップ、なかなかの高得点です。
しかも旧モデルより4cm短くなったボディ、どうせ使わないであろう長さをカットした感じで、携帯性もアップ。
抜群に使い易いFlickLockはそのままに、大幅リファインされているのである。
しかもお値段据え置き\7,200(税別)、エライぞBLACK DIAMOND!
こりゃもう欲っすぃ〜!

...けど、前のやつまだ使えるしなぁ。
っちゅうことで、我慢の一品である。

04年12月03日(No.1)
【ARC'TERYX Sidewinder】

Sidewinder SV Sidewinder AR
[左]Sidewinder SV [右]Sidewinder AR

第1回目の我慢は、カナダのARC'TERYX社が誇るSidewinder(サイドワインダー)ジャケット。
山ボーダー、スキーヤーに絶大なる人気を持ち、高嶺の花として君臨するジャケットである。
ジッパーの顎への干渉を無くすサイドワインダー形状は、機能・スタイル供に絶品!
パテントであるサイドワインダーシステムは、ここん家でしか作れない逸材である。

1インチ内の縫目の数にまでこだわるクラフトマンシップ、今でこそ一般的になった止水ジッパーなど新しいモノへのフロンティアスピリット、
そしてカナダ人だけの手で作り上げられるそのジャケットは、正に芸術品の域に達していると言えよう。

上に挙げた2つのジャケットはハードシェル。もちろんGORE-TEX XCRを使用した最高級品、サイドワインダーの代表モデル。
現代ハードシェルに求められる要素を高次元で網羅した、申し分ないスペックのジャケットだ。
(ただし今期からRECCO用のリフレクターが装備されたが、日本じゃ役立たずなんだよね・・・)
この他にもしなやかな風合いのGORE-TEX SOFT-TECを使用したモノや、ソフトシェルも用意されている。
(詳細はHPを http://www.arcteryx.com/

ズバリ、すごく「欲っすい〜」のだが・・・すごくお高いのよ、お値段がさ。
だから買えない、我慢の一品である。


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