つがさわ
栂沢
(栂森 1627.9m)
山形県米沢市

ルート  日時 : 2006年02月19日
 天候 : 晴
 人員 : マコリン、オイラ
 行定 : 8:05 米沢駅−8:50 湯本駅−9:50 天元台リフトトップ−11:20 明月荘−12:30 栂森ピーク−14:20 栂沢終点(林道交点)−14:00 大沢スキー場−16:40 大沢駅−17:00 米沢駅
 目的 : 栂沢下り


なんだかヌル〜い日が続く今日この頃。
地元の低山という低山はすっかりなでこけ、そろそろな予定だったネタ・シャレ的低山プランは壊滅的状況・・・
さて今週末はなじょすんぺ?

幸か不幸か、どうやらお天気はヌキヌキ・ポン。
だったら標高上げて、日帰りで、粉雪で、ビール呑めちゃったりして・・・そんなのない?
あ、あったあった。
こないだの栂沢ツアーをアレンジしてみよう。

  [1] 湯本駅までバスで行きましょう → 車を拾いに行かなくていいですね
  [2] 栂沢を滑りきりましょう → 登り返しが必要ないですね+下部の具合を確認しましょう
  [3] 大沢スキー場を経由しましょう → 何かあるかもしれませんね


さて当日、始発のバスが8:05発と遅いので、米沢駅にのんびり集合。
もちろんブーツ、ウェアー、山装備諸々装着で、板持って駅前をガツガツ歩いて。
そのままバスに乗り込み揺られる事45分。ああ、運転しないのって楽チン♪

実はこないだ大沢駅でビールが無くて寂しい思いをした。
「こんどは持ってくるべ」と言ったら、「ザック重くなるし、そこまでして・・・」とマコリン。
が、呑みたいものは呑みたいのだ。山行の後ならなおさら。だから自分だけは350ml缶をパッキングしてきた。
そしたらだ!
ヤツはこっそり500ml缶を仕込んでるではないか!ヤラれた。「あんたも好きねぇ〜」

途中のバス停では、女子高生なんかも乗ってくる。(ただしこのお嬢さん達、我々とは一切目を合わせない)
そして意外と山スキーヤーが乗ってくるのだ。
そして、やぱりここにも居た。数十年前を彷彿させるオールド・スタイルな爺様。
  「来た、レジェンドだ!」
と、勝手に盛り上がる。

車内 写真撮るの女子高過ぎてからになっちゃったから、
車内は汚ったねーオッサンばっか。
ゴメンナサイ・・・


そうこうしてるうちに湯本駅到着。さっさと準備してロプウェイ、リフトを乗り継ぐ。
バスでのんびり来たぶん、リフトトップからはこないだより40分遅れての出発だ。

今回はラッセルが少ない分、比較的楽な筈だ。
・・・が、何故か疲れる。ハァハァだ。
  俺「もしかして前よりペース上げてる?」
  マ「うん」
・・・そういう訳か。

その後も淡々と距離を稼ぎ、中大巓滑走。

中大巓 お、腐ってない。
やっぱ2000mクラスは違うね。


そしてまた淡々と距離を稼ぐ。
明月荘に着いてみれば、なんと1.5時間。速え。

こっからが長い栂森ピークまでだが、今回の隊長はペースが速い。(休憩も更に少ない)
ゼェゼェ、ハァハァ言いながら必死こいて付いて行くと・・・
なんと2:50で着いてしまった。こないだより1:20も早いやん!

兎 ウサギのアテ込みを眺めながら、暫し休憩。


さて、そろそろ行きまっか。

核心部 核心部の入り口まで移動してみる。
「ん?按配いいぞ!」


ここでかなり気を良くして、いよいよ核心部へドロップ。
最初の落ち込みは急で見えないので、上で待つ者としては耳を研ぎ澄まして音を聞く。
  「・・・ゴリゴリゴリゴリゴリ・・・」

イヤーーー!!! ゴリゴリ言わないで〜!!!
と言っても状況変わる訳なく。滑ってみればそこはデブリBOMB!
なんと雪が腐るどころか、気温低くてデブリがゴロゴロと固まっていた。

その後ヒーヒー言いながら滑り降りる。
そうして高度を下げメローな斜面に入ると、やっと楽しい雪が待っててくれた。ああ、いがった。
そのキモチ良さをそのまま、今日は栂沢を下る。
下のほうは沢がパックンチョしてるポイントもあったから、その辺りを避ければ下れるようだ。(今回は)
思った以上に木々も疎らで、意外と楽しみながら下りれる。(なんつったって登り返しないもんね)
バリエーションがまた一つ増えました。

あとは林道をひたすら下る下る。
そして今日の課題、大沢スキー場の小屋へ。
ここのばーちゃんに挨拶がてら中へ入って行くと、あるでないの!琥珀色の液体が入った茶色い瓶がぁ!

さぁ、電車の時間までは2時間以上ございます。あとは電車に乗るだけでございます。
まずは呑みまっか!

大沢小屋 おつまみ豆を皮切りに、自家製たくあん、やきいも、豚汁と・・・
だいぶご馳走になってしまいました。


そんな感じで呑んだくれてると、今朝のレジェンドがやってきた。

大沢小屋 レトロである。
アンティークである。


聞くと、今回はスタンダードな大沢下りだそうで。
彼らにすれば、大沢下りは散歩みたいなもんで。
入ってくるや否や「ビール2本!」
やるこた一緒だ。

その後、山行話で盛り上がり、電車が来る頃にはすっかり出来上がってしまった。

米沢に着いた後は温泉に浸かり、江戸久で〆

END

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