かもしかてんぼうだい
かもしか展望台
山形県米沢市

 日時 : 2005年01月06日
 天候 : 晴曇
 人員 : 単独
 行程 : 12:00天元台トップ→13:00かも展→天元台トップ
 目的 : お散歩


4日から5日にかけてドカっと降った。
5日は朝からバフンバフンで、なかなかごっつぉさんだった。
6日はTTデビューでゲレンデ遊びするも、すごく天気が良くなってきたのでカモ展までお散歩に行く事にした。
一旦道具を取りにロープウェィで下り、ボロ板に履き替えてまた上がる。さすがに今期初かも展なので、おNEWの板はちょっと連れてけねぇ。

ちょうど須藤ちんとリフトが一緒になり、ヘラヘラ喋りながら第三リフトまで乗り継ぐ。
「こんだけ晴れんの今日だけだ」と。朝には鳥海山までハッキリ見えたもんね。
リフトトップに着き、そそくさと準備。さてどんな按配だべ?

リフトトップ こんな按配


あちこち探したが、先人のトレースは全くなし。前日は下でも40〜50cm積ってる。う〜ん・・・
せめてもとシューに4inchのフローテーションテールを付け(MSRって便利♪)、仕方ないので歩き出す。
よいしょと踏み込むと・・・

状況 「ずボッ!!!」

←黒いのが俺のヒザ


あぐぅぅぅ、想像はしてたけど膝ラッセルでっか〜 (T_T)
でもまぁこれくらいならと、ガツガツ歩きます。
ところが・・・場所によっては腰ラッセルという雪深さ。っつうか新雪の深さ。
「もうイヤ・・・」一人挫けそうになるも、夏ならたった20分の距離なので頑張って歩きます。

上に行くにつれ木が埋って歩き易くなるだろう、そう想像してたが甘かった。
下と然程変わらない。里雪みたいに、かえって下のほうが深い気すらした。
埋りきってない木々はかえって邪魔になり、ルートを阻む。
雪の圧密が進んでなく、ズボズボはまる。
時には大白檜曽(オオシラビソ)の葉を踏み抜く。
「うぅぅ、怖いよぅ・・・」

マジで怖かったから慎重に慎重に進むと、あと一息っつう所まで来た。
ところがだ、木が埋ってないから進めないのだ。
木々の間を通ろうもんなら、ツリーホールや葉っぱをズボズボ踏み抜く。

状況 だってこんなんですもの!
一体全体、どこ通れっつーの?


でもあとちょっとなんだよ、ここまで来て引き返すのもちょっとねぇ。
あちこちウロウロしながら、通れそうなルートを探す。
20分程ウロついただろうか?なんとか行けそうなラインを見つけ、歩いて行きます。
そうしてやっとこ辿り付いた頃には、登り出してから1時間が経過していた。

カモ展 中大嶺
かも展下のガレ場[左]と中大嶺[右]  目茶目茶雪少ないっしょ?


西吾妻 西大嶺
[左]埋ってないね、西吾妻  [右]西大嶺、デコ上は楽しそう? 


それにしても、雪少ねー。
今後に乞うご期待だな。

さすがにかも展辺りは風が強い。雪もウィンドクラストしてて硬い。
さっきは文句言ってた木々の間に感謝しながら休憩。

かまくらちっく 心なしかオンボロ板も美しく見える
「空手チョ〜ップ!」とオッサン臭いセリフを履きながら木にチョップかますも、
カチンコチンで手が痛い。キックも然り。


一服して水分補給したら、下りの準備を始める。
「はっ!?」 帰りはどうやって下ろう・・・?
シューでの下りは余計に埋もれそうだし、かと行って滑る程木が閑散としてないし。

考えた挙句、浮きを優先して雪板を履く事にした。
はぁ〜、つまんねー滑走の始まりだ。(泣)
滑るという感覚はほとんどなく「なんとか下る」だけ。雪板にとっては、相当屈辱だった事であろう。
埋ったり登り返したりしながら、はぁはぁ言いながらゲレンデまで下った。


しっかしさぁ、根雪がしっかりしてないっつうのは、えらく恐ろしいんだね。
木々が中途半端ってのも、えらく歩き辛いんだね。
いい勉強になりました。

そして、あの状況なら引き返す事が一番良い判断なんだろね。
(そういう所に入らないのが一番だけど・・・)
ところが「もうちょっとで着くから」とか「ここで引けるか」とか「よく来る所だから」とか、
物の見事にステュービットラインが下がりまくっていたようだ。・・・反省。

そしてこの日、妙に猿が多い日だった。(深い意味なし)

猿 ウっキー!

(ピンボケ御免)


END

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